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門柱の解体にかかる費用はいくら?費用を節約するDIY撤去法も紹介

2022年10月17日お役立ちコラム

「門柱・門扉を撤去したいけど、どのくらい費用がかかるか心配…」「撤去したものに代わり新しい門柱を建てたいけど、どれが長持ちでお得だろうか?」このような疑問・悩みを抱える方のために、この記事では門柱の撤去費用について解説します。

門柱撤去に必要な費用相場や価格を安くするポイント、撤去をDIYで行う方法も紹介するのでぜひご覧ください。

門柱の解体にかかる費用はいくら?費用を節約するDIY撤去法も紹介

門柱の解体にかかる費用相場は8~11万円

門柱の解体にかかる費用の相場は8~11万円です。
門柱と併せて、門扉も同時に撤去する場合は、3万円程度の追加費用がかかります。
住宅街を見ていてもわかるように、家の入口に当たる門柱には各家庭の特色があり、大きさや素材もさまざまです。

解体する門柱の種類や、依頼する業者によっても解体費用が異なります。

門柱の解体費用を安くする2つのコツ

門柱を解体すると決めたら、解体費用はできるだけ安く抑えたいものです。
そこで門柱の撤去費用をできるだけ安くするコツを解説します。

①相見積もりをする

相見積もりとは、2~3社へ見積もりを取り、各社から提案された費用を比較し検討する方法です。
数社に見積もりをお願いすると、適正な相場を提案する優良会社を見極められるほか、法外な解体費用を請求する悪質業者との契約を防ぐことができるでしょう。

現在は、一括で門柱撤去費用の見積もりができる便利なサイトもあるので、利用を検討するのもいいでしょう。

②撤去の一部をDIYで行う

すべてを業者に任せるのではなく、自分だけでは行えない部分のみを業者に依頼すると、門柱の解体費用を節約できます。

自分たちで行えるDIYには以下があります。

● 養生を自分たちで行う
● 門扉を外しておく
● 自分たちで解体できる部分は解体しておく

DIYで解体作業を行う場合は、近隣への配慮を行うほか、解体で生じた廃棄物の処理方法についても、事前に確認しましょう。

門柱をDIY解体し費用を抑える方法

門柱を自分で解体する方法を詳しく説明します。

1. 近隣に挨拶をする

門柱を解体する際には騒音が響いたり、埃や粉じんが舞うため、隣家数件には挨拶回りをしておくとトラブル回避につながります。
また、門柱を解体する旨を伝えると、経験者から協力を得られたり、アドバイスがもらえる可能性もあるのです。

2. 養生する

門柱の解体作業をするときには、予想外に破片が飛び散ったり粉じんが舞ったりするので、玄関ポーチや門柱まわりにある植栽は移動、その他、隣接する壁や、ドアなどには養生シートをかけたり、破片が飛んで破損したりしないように保護します。

3. 電源を切る

照明・インターホンが門柱に設置されている場合には、解体前に取り外します。
感電を防ぐため、取り外し作業は必ず電源を切ってから行いましょう。

4. 門扉を取り外す

門扉もある場合には、まずは門扉を撤去します。

5. 門柱の解体

実際に門柱の解体作業に入ります。
ドリルなどの工具を使用し、門柱上部から削り落とします。

6. 鉄筋の切断

門柱を削り落とす過程で鉄筋が見えたら、グラインダーやカッターなどで切断します。
木製や石製の場合は鉄筋はありません。

7. 門柱の基礎を解体

門柱上部が取り除けたら、基礎もドリルなどの工具で削りながら撤去します。

8. 整地

門柱を取り外し、基礎を撤去したあとの部分は穴が開いていますので、穴を埋めるように土を入れ、整地します。

9. 廃棄物の処理

門柱撤去に伴い発生した瓦礫はそのまま捨てられません。
廃棄物業者に引き取ってもらう必要があるので事前に手配し処理をします。

10. 周辺の清掃・確認

保護に使用していた養生シート等を撤去し、周辺の粉じんや破片を綺麗に清掃します。
門柱撤去に伴い破損等が起きていないかも同時に確認しましょう。

どれが長持ち?門柱の耐用年数を紹介

家の顔ともいえる門柱。
早い段階で劣化するのは避けたいものです。
どの門柱を選べば長持ちするのか、それぞれの耐用年数を紹介します。

鉄筋コンクリート製|10年程度

コンクリートの中に鉄筋が入った鉄筋コンクリート製の耐用年数は10年程度です。
鉄筋は引っ張る力が強いため、耐震性に優れています。

コンクリート製|15年程度

鉄筋を使わない、コンクリートのみで作られた門柱の耐用年数は、15年程度です。
門柱の素材に最もよく用いられているのがコンクリート製です。

石材製|15年程度

石材で作られた門柱の耐用年数は15年程度です。
好みに合わせた石や天然石を選べて、雰囲気のある門柱になります。

木製|10年程度

木製の門柱の耐用年数は10年程度です。
木製は、門柱の解体が楽にできるメリットがありますが、年数経過と共に腐食するデメリットもあります。

門柱の解体を考える2つのタイミング

門柱の解体を考えるときには主に2つのタイミングがあります。

・門柱を撤去しバリアフリー空間を作りたい
・傷んだ門柱を解体し新しい門柱を建てたい

車いすやべビーカーの使用がある場合には、門柱が往来の妨げになる場合もあります。
バリアフリー空間を確保するために、門柱を解体する方もいます。
門柱を解体・撤去したのち、新たな門柱を設置しない場合には、土地を整える必要があります。

目的によって整地が必要になった場合には別途費用が掛かるケースもあるので、事前に確認しましょう。
また、10〜15年経過し、門柱の耐用年数が過ぎてくると、劣化や破損、崩落の危険が出てきます。

そのようなタイミングに、新たな門柱の設置を考える方も多くいます。

機能性門柱は解体に専門知識が必要

門柱の中には、郵便受けやインターホン、照明など、たくさんの機能が組み込まれた機能性門柱があります。
機能性門柱は、中に配線が組み込まれているので、専門の解体技術が必要となります。
DIYで行おうとせず、専用業者に依頼しましょう。

また、どの門柱も自分で解体する場合にはある程度の知識が必要です。
ドリルなどの工具を使用し門柱を削り落とす作業は体力もいるので、不安な方は業者に依頼するのがいいでしょう。

まとめ

この記事では、門柱の撤去にかかる費用相場を解説します。
撤去にかかるお金の内訳や、撤去費用を安くするポイントが記事を読めばわかるでしょう。現在、門柱の撤去を考えている方は必見の内容なので、ぜひご覧ください。

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