お役立ちコラム
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カーポートの解体は業者に依頼!費用相場やDIYについても説明
2022年09月29日お役立ちコラム
「カーポートの撤去を考えているけど、どこに頼めばいいか分からない」「もしかして自分でできるのでは?」とお考えの方はいらっしゃいませんか?
この記事では、解体業者の選び方、費用相場、撤去のDIYの方法を紹介していきます。
当記事を参考に役割を終えたカーポートを安全かつ安価に撤去しましょう。
カーポート撤去は業者依頼!
カーポート撤去を業者に頼んだ方が時間の節約になり、実は金額もDIYするよりも安くなり、安全性も高いです。
DIYをする過程を楽しみたい方以外は、業者にお願いしましょう。
解体業者とは
撤去事業を行っている業者は、建築工事業、鳶、土工工事業、解体事業と、いくつか種類があり、それぞれ撤去作業の得意分野や受けている許可も異なります。
その中でも、解体事業を専門的に行っている解体業者は、解体工事から廃棄物の収集運搬まですべてを請け負ってくれます。
カーポート撤去作業のすべてをお任せできるので、解体業者が最適です。
解体業者を探すには
解体業者の探し方は知人に聞いて口コミのよい業者を紹介してもらう方法と、インターネットで検索する方法があります。
インターネットで比較サービスを使うとある程度の金額と相場も分かり、施工事例が写真付きで載っているので、自分の家にあるものと比較しやすいです。
DIYでのカーポート解体は可能?
カーポートの解体をDIYするのは不可能ではありませんが、あまり現実的ではありません。
なぜなら、専門的な工具を購入したり、またはリースしたりで経費がかさむうえに、一人では作業出来ないので、何人かの補助が必要だからです。
カーポート解体の作業は危険がともなう場合も多いので、解体業者に頼みましょう。
【重要】撤去業者を選ぶ際の3つのポイント
撤去業者を選ぶ際のポイントは3つあります。
ポイントをしっかり押さえて、納得して安全に任せられる業者を選びましょう。
複数業者の見積もりは必須
相見積もりを取る事で解体にかかる費用の相場がある程度分かります。
そして、提示された金額には何が含まれていて、何が含まれていないのか、正確に比較する事もできます。
口頭ではなく、書面で提示してもらう事で、大幅な追加料金を防げるのです。
立会いの有無を確認
立ち合いをせずに、電話やメールで契約を済まそうとする業者には注意が必要です。
ひとくちにカーポートの解体と言ってもカーポートの素材や解体場所の立地条件によって金額が変わっています。
あとから大幅な追加料金が加算されてしまわないためにも、きちんと立ち合いをして見積もりを出してくれる業者を選びましょう。
廃棄/運搬の特別な許可の有無を確認
カーポートの解体には特別な許可が必要です。
正規の会社であればすんなりと提示してもらえるので、工事に入る前に必ず資格や許可を提示してもらいましょう。
あまりにも提示金額が安価の場合や、免許や資格の提示を拒む業者は正規ではない可能性があります。
その様な違法業者は不当な高額請求をしてくるので気をつけましょう。
カーポート解体の費用目安を紹介
解体費用の目安を知っておけば、見積もりを提示された時に、安いのか高いのかを直観的に判断できます。
解体費用を決める3つの要素
解体費用を決める主な要素は以下の3つです。
・素材(鉄骨、鉄筋、木造)
・広さ
・柱数
そのほか、隣との間隔や施工場所の重機の搬入がしやすいかと言った立地条件等によっても金額は変わります。
下記の表は、あくまでも参考なので見積もりを受けてから判断しましょう。
駐車台数 | 金額 |
1台 | 2~3万 |
2台 | 3~5万 |
3台 | 5~7万 |
カーポートの素材がアルミ製の場合はスクラップとして無料で回収してもらえる場合があるので、その際は、業者と交渉をおすすめします。
自治体によっては、補助金が出る可能性もありますので、各自治体のホームページ等で確認しましょう。
基礎部分の解体をする場合の費用目安
カーポートを解体した場所に新しく別のカーポートを設置する場合や、別用途で使用する場合には、基礎部分の解体も必要になってきます。
床部分が、土や砂利で施工されているのであれば、それほど費用はかかりませんが、施工場所の床部分と今後の使用予定は、予め把握しておく必要があります。
カーポート解体手順について2パターン紹介
カーポートの撤去工事は「地面の上のカーポートだけの解体」もしくは「コンクリートで埋められた基礎部分の解体」の2パターンで解体手順も変わってきます。
パターン1.本体のみ解体
1.屋根の撤去
2.柱部分の撤去
3.基礎コンクリート上面の切断
カーポートはボルトで固定されているので、ほとんどの場合、手作業で一つずつ解体されます。
一番重たい屋根部分を下ろしてから、柱を撤去し、床部分の基礎コンクリート上面の切断をします。
案外、簡単に作業が完了するので、費用も2〜3万円と比較的安価です。
パターン2.基礎部分も合わせての解体
1.屋根の撤去
2.柱の撤去
3.掘削作業
4.舗装
カーポートの基礎は、おおよそ60cmの深さに埋められています。
解体作業を行った後にコンクリートを掘るための掘削作業を行い、でこぼこになった地面を綺麗にする舗装作業が必要になります。
基礎部分の柱の撤去は1本辺り0.7万〜0.8万円です。
DIYでカーポートの解体は可能?
カーポートの解体がボルトを外す程度で簡単に済むのであれば、DIYも可能そうですよね。
では、実際にDIYをする場合はどうなのでしょうか。
自分で行うメリットとデメリット
DIYをする最大のメリットは、解体作業を楽しみつつ、持ち出しの費用が安く済む事ではないでしょうか。
しかし、デメリットは多くあります。
・慣れない作業で危険がともなう
・道具や重機を自分で準備しなければならない。
・解体した廃棄物を運搬して引き取り先を探さなければならない。
・一人では作業出来ないので人員の確保が必要
このようにメリットよりもデメリットの方が多く、持ち出しの費用が抑えられたとしても、最終的なクオリティは業者と比べても低くなります。
また、自分の時間を使って作業をしているので、総合的にみると費用的にもDIYは高くなりがちです。
熟練者以外は業者に依頼した方がよい理由
やはり、専門業者の知識と人員は中々短期間で習得できるものではありませんし、 工具を揃えたり、重機のリースを使ったりしたら業者に頼むよりも高額になります。
安全性の確保と手間を省くためにも、業者に頼んだ方が効率的といえるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
一般家庭のカーポート解体であれば、それほど費用も高くなく、短い期間で撤去できます。
DIYをお考えだった方には、解体業者に依頼した方が安全面、時間効率、満足度が高い事をお分かりいただけたのではないかと思います。